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  • 「がんになっても仕事を続ける」ことに対するわたしのスタンス。
  • 100人いれば100とおりのがんがあるように、がんに対する考え方は人それぞれだと思います。
    化学療法の副作用のあらわれ方も、人によって全然違うから、向き合い方もおのずとかわってきます。
    今、自分の化学療法に副作用のついて振り返って(自分のためにも)記録をしているけれど、もちろんこれはわたしの副作用であって、誰かにあてはまるものではありません。
    なので、こんな例もあるよ、という程度で読んでほしいのです。
    でも、準備するものや、心構えとかは少しはお役にたてるかなあと思って書いています。

    これまでも、そういう意図で書いてますよ、ということは本文に織り交ぜながら書いていたつもりだったけど、先日、「化学療法をこれから受ける人があなたの言うことを真に受けて、無理をしたり、無理をさせられたりするのが心配」というご指摘を受けました。
    仕事を続けたのは、わたしがそうしたかったからそうしただけなので、人にそうした方がいいよ、と言っているわけではないのです。
    きちんと本文を読んでいただければ、わかっていただけるかと思ったのですが、文章というのは、人に「こういうふうに読んでください」と強要するものではないし、さらっと読んでもうまく伝わらないかもしれないというのは、わたしの文章力がないわけで、確かにそういう心配はありますよね。

    なので、自戒をこめる意味でも、わたしが副作用のことや仕事のことをどういうスタンスで書くかというのを、今一度記しておきます。

    確定診断を受けた日のことを書いたエントリーにもありますが、わたしは、がんになったら絶対仕事なんて続けられないと思っていました。
    主治医に「仕事を辞めないでがんばって続けてみて。化学療法中はつらいこともあるけど、半年たったら今と変わらない自分に戻ってるから」って言われたときも、(またまた先生、そんなこと言っちゃって無理にきまってるよー、そんなの)ってこころのなかで思ってたんですね。
    主治医はわたしのこころを見透かしたのか、「僕が言ってることは、今、信じられないかもしれないけど、半年後に、あのとき言ってたのはこういうことか、って絶対思うから」って言ってくれました。
    それでも半信半疑だったけど、ちょっとがんばってみようって思えたんですよ。
    たぶん、そのことばがなかったら、仕事を続ける努力をしてなかったかもしれない。


    たしかにつらかったけど、ちょっとがんばったけど、それでもわたしはよかったなって思います。
    これは性格にもよると思いますが、ちょっとつらいことがあるときの方が、がんばれるんですよ、わたし。
    仕事をすることがはげみになったっていうのは間違いなかった。
    あ、これもわたしには、ってことですよ。

    仕事を続けたのが偉いとも、治療に専念するために仕事を辞めた人がダメだ、とか全然思ってません。
    自分で考えて、判断して、その道を選んだのならどんなこともわたしは尊重されるべきことだと思っています。

    辞めたくないのに辞めざるを得なかった方もいると思います。
    わたしの友人にもいます。
    それでも彼女は化学療法中に仕事をみつけ、自分のできるペースで仕事を続けてきて、今は放射線治療も終えてフルで働くためにがんばっています。
    このように、わたしとは違う方法だってあります。
    一連の治療を終えるまで休職をしている友人もいます。
    それでも全然いいと思います。
    そのとき最善の方法をそれぞれがとればいいんじゃないかなあ。

    なのでもし、化学療法をこれから行う方が、不安を感じてたまたまわたしのブログにたどり着いたとしても、たくさんある方法のなかのひとつの例だと思ってください(たぶん、そう思って読んでいらっしゃるとは思いますが)。
    「放置療法」のエントリーでも書きましたが、なにかひとつのことを妄信しちゃうのはよくないですもんね。


    抗がん剤をしながら仕事を続けたことを誇りに思ってるわけでも自慢してるわけでもないのです(自慢してるみたいに感じたらごめんなさい)。
    もし、誇りに思うことがあるとしたら、治療に前向きになれるよう導いてくれた主治医や、点滴中にさりげなく寄り添ってくれた看護師さんや医療スタッフ、家族や友人、いつもはげましてくれたサバイバー仲間のことかもしれません。
    そうだね、これは自慢しちゃう。
    この人たちがいたからわたしはがんばれたんだと思います、まじで。


    今日はまじめなことを書きましたが、また明日からはいつものふざけたトーンに戻ります。
    ではでは。


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    コメント

    こんばんは~! っていうか、初めまして!
    まっちゃんと申します。

    私の場合、職場の店長、同僚パートからの心無い言葉によって、対応によって、働けない状況が続きました。でも、主治医の先生は、その事に心から憤慨して下さり、「必要な書類は何でも書くからね!頑張ってね!」と、職場復帰を応援して下さって、今、ようやくリハビリ通勤が出来ています。
    その間、考えた事は、働けている患者さんを、羨む時もあったんですが、そういう方が存在するからこそ、私も諦めずに社会に対して発信しよう!
    くじけるもんか! って思えました!

    月光さんの頑張りに、心から感謝します!
    私も、より一層心を強く持って、頑張りますね!

    本当に、ありがとうございます!

    突然コメントをしてしまって、すみません(汗)
    つい、感激しちゃって。
    2014/01/28(火) 22:23:59 | URL | まっちゃん #- [編集]
    まっちゃん、こんばんは!
    はじめまして、コメントうれしいです。

    じつは、まっちゃんのブログは診断を受けたころから読んでいて、職場の話はひどいなーと思ってわなわなしたのを覚えています。
    ゆっくりマイペースで復帰してくださいね。

    こちらこそ、まっちゃんをはじめとした先輩サバイバーのみなさんから数えきれないくらいの勇気をいただき、ほんと感謝しています。

    これからもどうぞよろしくお願いします!
    (たぶん共通のサバ友いますよね?)
    2014/01/29(水) 00:25:19 | URL | 月光 #17ClnxRY [編集]
    突然失礼します。
    私も浸潤性小葉がんでした。
    社会復帰にとパートを始めたところにがんがわかりましたが幸い職場の理解を得る事ができて化学療法中も休む事はあっても仕事を続ける事ができました。
    私も私の場合が皆に当てはまるとも一番いいとも思っていませんでした。私がそうしたいからしていました。
    もう5年も前の事で今は別の職場ですがあの頃を思い出してついコメントさせていただきましたが意味不明ですいません<(_ _*)>
    2014/02/02(日) 13:23:08 | URL | みんく #F141CBR6 [編集]
    みんくさん、はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    5年前だと、今よりもっと職場の理解を得にくかったのではないかと思います。
    そうして仕事をされてきたサバイバーの先輩方が実績を残してこられたので、だんだん社会的にも理解されつつあるのかなあと思います。

    レアケースの小葉がんの先輩として、これからもよろしくお願いします。
    2014/02/03(月) 00:16:54 | URL | 月光 #- [編集]
    はじめまして!
    私も浸潤性小葉癌で、13日に右乳房全摘手術をします。

    私は、大学病院で医療の専門職として働いています。
    上司の教授が、やめない方が良いと言ってくれました。そして、辛くて長い治療だけど「女性だから耐えられるんだよなー。男だったら(ヾノ・∀・`)ムリムリ」と。

    派遣社員の大変さは娘がそうなので、病気でなくても辛いことはなんとなくわかっています。

    これから不安な時期に、月光さんの文章に出会えて、力をもらいました!!!

    ありがとう♫

    ブログに投稿するのも初めて・・・・
    こんなんで良いのかと思いつつ、書き込んでみました
    2015/02/10(火) 19:02:26 | URL | hope-of-lumps #- [編集]
    hope-of-lumpsさん

    返信、遅くなってすみません!
    コメントありがとうございます。
    手術を無事終えられて、落ち着かれたころでしょうか。

    > 上司の教授が、やめない方が良いと言ってくれました。そして、辛くて長い治療だけど「女性だから耐えられるんだよなー。男だったら(ヾノ・∀・`)ムリムリ」と。

    ステキな上司でよかったです!
    医療関係だから理解も得られやすいところもあるのでしょうかね?

    治療がはじまる前は、「もうもとのような生活はできないのかも」とか思っていたこともありましたが、意外とそうでもないですよ。

    まだヅラかぶってるし(そろそろ脱ぎたい)、ホルモン治療の副作用もありますが、あまりマイナスに考えないように暮らしています。

    仕事は無理せず、休めるときは休めばいいと思うし、自分のからだと相談しながらゆるやかに、っいう感じがいいと思います。

    私もまだしばらくホルモン治療が続きますし、小葉がんチーム(?)として、基本はがんばらずに、ときどきはがんばって行きましょう。

    2015/02/15(日) 00:16:35 | URL | 月光 #- [編集]

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