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  • がんになっても仕事を続ける(その1)。
  • おととしの10月、新しい派遣先で働きだした。
    わたしの仕事は編集やデザイン、企画など。
    いろんな意味で不況やツールの変化で打撃を受けた業種だ。
    正社員になっても、会社が倒産したり(!)、プロジェクトが中止になったりして、このところなかなかうまくいかない。
    ベンチャー企業にも何社か正社員として採用されたけど、ベンチャーってほんとなんていうか、ダメなとこはとことんダメで、倒産までいかなくても危機感を感じてこちらから撤退していた。

    ここ数年は、人からの紹介でフリーで勤務したり、短期派遣でつないでいたりした。
    もうこの業界ダメかなーと思って、夏にヘルパー2級の資格をとったので、もうそっちの業界に転職しようかと思っていた。
    そんなとき、以前登録していた派遣会社から、ものすごくひさしぶりに仕事の紹介があった。
    ちょっと悩んだけど、やっぱり編集の仕事が好きだし、その派遣会社の仕事を受けることにした。

    まったく今まで接点のない専門技術誌の編集だったけど、まあ知識がなくても編集はできる。
    問題は上司がとてつもなく変人だったということ。
    変人なだけならいいけど、仕事もできなくて、どうやら職場ではお荷物らしい。
    そして、もうひとり長くいるかなり年上の派遣社員がいるんだけど、この人もかなり変人…。
    なので、みんな続かないらしく、前任者は3か月で辞めちゃったので引き継ぎもなし。

    誰も仕事を教えてくれないので、超能力をつかって(ウソです。超能力っていうか想像力で仕事したかも)なんとか仕事をこなし、仕事の流れを覚えたところで12月の確定診断。
    ちょうど3か月更新なので、病気のことを言ったらこれで契約打ち切られちゃうと思った。
    仕事なくなったら、路頭に迷う。
    こんなとき派遣社員って、全然ダメだ。契約切られたらそれでもうおしまい。
    がんって言われてショックだったけど、それと同じくらい、仕事がなくなったらこれからどうやって治療していけばいいのかっていう不安があった。


    とはいえ、これから検査で仕事も休まなくてはいけなくなるし、黙っておくわけにはいかない。
    覚悟して派遣会社の担当者に電話して、病気のことと医師からは治療をしながら仕事を続けられると言われたことを話した。
    派遣会社の担当者も親身になってくれて、なんとかしましょう、と言ってくれた。
    派遣会社の担当者が職場の役員に話してくれたところ、「変人の上司ともうまくやっているし、仕事もよくやってくれているので、続けられるなら続けて欲しい」と言ってくれたとのこと。

    あー、ちゃんと仕事しててよかった。
    変人の上司や変人の同僚に切れそうになったことが何度もあったけど、しばらくは我慢して続けてみようと思った甲斐があったと思った。
    しかも、変人の上司ですら、病院に行くのに協力してくれる体勢をとってくれると言う。
    なんとラッキーな。

    そんなこともあって、化学療法中、通院する以外はなるべく仕事を休まないでがんばろうと思った。
    派遣社員なんて契約期間が終わればいつでも切れるのに、続けさせてくれた職場に感謝。

    もし、この仕事を断って介護の仕事をしてたら仕事を続けられなかったと思う。
    ここでもわたしはラッキーをもらった。

    実は職場では今でも病気の詳細は、ふたりの役員と、わたしが信用しているふたりの女性しか知らない。
    去年わたしが、仕事しながら抗がん剤をしていたとか、手術をしたとか、ヅラだとか、誰も気づいていまい。
    ふふふ。


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