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  • 【リンク追加】ぼくがすすめるがん治療/近藤誠。
  • 近藤誠医師の「がんもどき理論」も「放置療法」もどうもピンとこないので、本を読んでみた。
    1999年に出た本。
    なぜ、最新刊じゃなくて、そんな前の本を読んだかというと、図書館にそれしかなかったから。
    最近のは、すごい勢いで借りられていて、棚に並ぶヒマがないんでしょう。

    何か月か前に本屋でめくってみた最新刊は、行間すきすきで立ち読みで斜め読みできるくらいのボリューム。
    (だから売れてるんだろうね。)
    今日読んだ本は、わりと字間も行間も詰まってて、立ち読みじゃちょっと無理。

    読んでみたけどやっぱりピンとこないのはいっしょ。
    がんが見つかったとき、それが確実に「がんもどき」ってわかるんだったらいいけど、そんな診断はできないでしょう。
    結果的に、何もしなくて◯年生きられたから、手術しなくてよかったね、ってだけで、じゃあ、手術した場合はどうなのかっていうのは闇の中。
    手術したら完治して、がんで死ななかったかもしれないよね?

    早期がんは放置して大丈夫、っていうのも何が大丈夫なのかよくわからない。
    病変が消えるわけじゃないから、結局は進行するわけだよね?
    そして、がんで命を落とすなら、患者から言わせてもらえば、大丈夫ってことはないと思うんだけど。
    早期なら手術をすれば完治する可能性もあるのでは?

    気になった映画↓
    「いのちを楽しむ−容子とがんの2年間」
    1994年に5ミリの早期乳がんが見つかって、近藤医師の放置療法を選んだ女性のドキュメンタリー映画。
    6年後にがんが大きくなったので、乳房温存手術、放射線、ホルモン療法を受け、最終的には全身転移をして亡くなるまでの2年間を追ったものだそうだ。
    最後は痛みに苦しんで「死ぬまでには大変な苦労がいる」と。

    ご本人が納得してその道を選んだのは、それは立派なことだし、満足をしていらっしゃったみたいだから、誰もそれに対して何かを言うことはできないけど、大きくなってから手術をしたのであれば、最初の時点で温存手術を受けていたら、完治したかもしれないのに…と思ってしまうのである。
    (リンクの記事を読んだだけで、この映画を見ていないのでコメントするべきではないのだけど。)

    Twitterでフォローしている医師の方のツイートで
    「親戚や友人に、抗がん剤なんか恐ろしいものだからやってはいけないと言われてまともに治療を受けていなかった患者さんが末期になって転院をしてきた。病状を説明して「覚悟をしなくてはいけませんね」と言ったら「えっ? 私、死ぬんですか?」と。放置することがどういうことか理解をしないで放置をしている患者さんもいる。」
    というようなものがあった。

    近藤医師は自分の理論に反対意見を述べる人たちに対談を申し込んでいる。
    何人かの医師が対談を受けていて、その内容をこの本で、ご自分の意見が正しいように取れる箇所をピックアップして「ほーら、正しいでしょ」という感じで掲載している。
    ずいぶんバイアスがかかってる感じがした。
    まあ、自分の本だからそうなるか。
    その前後も読みたいもんだ。

    「外科の医者はすぐ切りたがる」とか「治験は患者にちゃんと説明をしないで、この薬を使えば治る、と騙して参加させている」とか、そりゃそういう医師もいるんだろうけど、みんながみんな、そうじゃないと思うけど。

    この本のあとがきに「治療をうけて後悔しないためには、治療の前に接するすべての言葉を疑うこと。」とあったけど、それには大賛成。
    耳障りのいい、楽に思える言葉だけに耳を傾けるんじゃなく、もう一方の言葉にも耳を傾けたい。
    そのうえで、これ以上ないくらい考えて、選んだ道なら後悔しないと思う。
    わたしは、今の道を後悔していない。

    情報があふれている今日、情報リテラシー(情報活用能力)を育てることも患者には必要だよねえ。

    ★リンクの追加
    朝、Twitterで流れてきたリンクの内容が共感できるものだったので、追加。

    すい臓がん患者さんが語る、近藤理論への怒り

    「手術は外科医が、切りたいから切っている。 抗がん剤は、製薬会社が儲かりたいからやっている。 がんは、医療界の金の卵だから治療をしている。池田清彦氏の近藤賛美説の引用」
    前からこういう陰謀説を読むたび腹立たしかった。
    これが本当なら、いったい世の中、どれだけ腐ってるのかと。
    でも、こういうバカバカしい発言を信じちゃう人がいるのも事実。

    「近藤さん、池田さん。 闘っている彼らを、あざ笑い侮辱するような、アナタの意見を私は決して赦すことは、できません。」
    彼ら、とは医療従事者のこと。

    患者だから書けるストレートな文章だと思った。

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    コメント

    初コメントです、お邪魔いたします。
    こちらこそ、共感のあらしです。

    近藤先生のお話、やはり皆様興味がありますよね。
    そして「いのちを楽しむ-容子とがんの2年間」、
    これは某SNSでも乳がん患者さんの間で話題になっていました。
    もちろん観てはいなのですけど、

    >満足をしていらっしゃったみたいだから、誰もそれに対して何かを言うことはできないけど、大きくなってから手術をしたのであれば、最初の時点で温存手術を受けていたら、完治したかもしれないのに…と思ってしまうのである

    まったくの同意見です。
    乳がん患者さんの殆どはそう言うと思います。

    長尾先生のご意見も、至極ごもっともだと思います、
    今週の週間文春で近藤先生が長尾先生に反論していましたが
    あまり反論になっていない気が・・。

    今後も近藤先生の動向を見守るつもりです。あまりいい意味ではなく(笑)
    2013/11/17(日) 18:16:01 | URL | ゆり #IrF973n6 [編集]
    ゆりさん、コメントありがとうございます。

    本は売れてるかもしれないけど、賛同する人はそんなに多くないのかもしれないですね。
    よく理解せず放置をして、後悔する人がいたら、それは悲しいなあと思います。
    あとは、ほんと何人もの人が何十年もかけて積み上げてきた治療実績を、賽の河原の鬼のように、乱暴に崩そうとしているのが腹立たしいというのもあります。

    わたしも冷静にいい意味ではなく(笑)、しっかり見守りたいと思います。
    2013/11/18(月) 23:46:18 | URL | 月光 #- [編集]

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