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  • がんから5年/岸本葉子。
  • 9月のハートネットTV、がんサバイバーの時代に出演されていた岸本葉子さんの2007年のエッセイ。

    番組でも等身大のがん患者の気持ちを述べられていて、とてもこころに残った人だった。
    エッセイは、この病気になった人ならうなずける日常の話や、日々の複雑な気持ちが書かれている。

    がんという病気になるということは、自分にはとても衝撃的なことで、世界が変わってしまったような気がするけど、当然、世界が変わったわけではなく、昨日と同じように続いていく。
    最初はそれがわからなくて、というか、たぶん衝撃が大き過ぎて、世界の方が変わっちゃったような気がした。
    この世界に拒否されたような気分だったのかも。

    このエッセイは、手術を受けてから2年後くらいから5年を迎えるまでに書かれた文章をまとめたもので、再発の心配をしながらも、自分の方向性を模索しながら生活しているようすが、とても読みやすく、ユーモアを交えて書かれている。

    こんなふうに時を重ねていきながら、わたしもこれからの自分の生活を充実させていきたい、と思わせられた。

    印象的な一文を。
    「不安に対処するために、私がとった方法は、集中だった。目の前のできごと、仕事であれ家事であれ、観劇のような娯楽であれ、そのときの状況、そのときしていることに専念する。歌舞伎の絵面が極まるとき、魅了される自分になりきる。拍手することに徹する。
    まんざら理のないことではなく、そもそも不安は、いまだ眼前に生起していない、未然形のできごとに対する反応だから、それを和らげるには、今現在のことに心を振り向ければいいのだ。」

    さて、これから掃除を楽しんで一生懸命やりますかね!

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