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  • 2012/12/27-その2 サイコオンコロジー(精神腫瘍科)
  • サイコオンコロジー(精神腫瘍科)ってはじめて聞いた。
    診察を受ける前にいろいろ調べた結果、がんに関する知識のある精神科のドクターがいる診療科のようだ。

    日本サイコオンコロジー協会のサイトより
    「サイコオンコロジー(Psycho-Oncology)は、
    「心」の研究をおこなう心理学(サイコロジー=Psychology)
    「がん」の研究をする腫瘍学(オンコロジー=Oncology)
    を組み合わせた造語で、「精神腫瘍学」と訳され、1980年代に確立した新しい学問です。
    サイコオンコロジーでは、がん患者さんとご家族の心理・社会・行動的側面など幅広い領域での研究・臨場実践・教育を行います。」

    結果から先にいうと、わたしはがんだといわれて少しでも不安を感じたら精神腫瘍科にかかっていいと思う。
    わたしは、がんという病気は、からだに現象が現れるだけではなく、精神的ダメージも大きく受けるし、治療には精神的な部分も関係する病気だと思っている。
    「がん」ということばはインパクトがありすぎる。

    もちろん、精神的ダメージを受けない人だっているかもしれないし、いたっていいと思う。
    家族やまわりの人が助けてくれてるから十分だっていう人もいるだろう。
    でももし、ちょっとでも不安や絶望にのみこまれそうになったら、からだを見てくれる主治医だけじゃなく、別な角度から気持ちに寄り添ってくれるドクターに助けを求めたっていいと思う。

    わたしは結構強がりなので、今まで精神科や心療内科は縁がないと思ってた。
    今回は強がらなくてほんとによかったと思う。

    ただ、日本サイコオンコロジー協会のサイトには「2010年度において常勤の精神腫瘍医(精神科医・心療内科医)が配置されている施設は、都道府県がん診療連携拠点病院では84%、地域がん診療連携拠点病院では65%であります。」とある。
    現状は精神腫瘍科の診察を受けたくてもすべての人が気軽に受けられるという状況ではない。
    精神腫瘍科を設置する病院が増えて欲しいと心から思う。

    さて、診察室で何を訴えたか思い出してみる。
    わたしがこのころいちばん気がかりだったのは、実家の母になんて言えばいいかということだった。
    Dr「まずメールでも電話でもいいから、『今、こういう検査をしているところだけど、結果はまだわからないからわかったら連絡する』って一報入れて、いきなり話さない方がいいと思うよ。」
    なるほど!そうかもしれない。
    突然面と向かって、ホントのことを話すのは結構しんどいけど、まずイントロを演奏しておけばいいんだ。
    と思ったら、いきなり気持ちが軽くなった。

    「転移してて手術もできなくて、どんどん悪くなったらどうしようと思うと不安だし、まず最悪のことを考えちゃうんです。」
    Dr「最悪のことを考えてたら、それ以上の悪いことは起こらないからいいんじゃない」
    わはは。なるほど、そうだ。
    投げたことばをうまくキャッチして軽くして返してくれる。

    日常会話のように先生と話しているうちに、不安の海で溺れていたはずが、泳ぎを思い出してきたような気がしてきた。
    寝付きはいいけど、夜中に何度も目が覚めてしまうことを訴えたら、睡眠導入剤のマイスリー(ジェネリック/サンド)と抗不安剤のワイパックス(ジェネリック/ユーパン)を処方された。
    Dr「あなたは、うつ病じゃないから薬はつらいと思ったときだけ飲めばいいし、今の症状がなくなったら飲まなくていいからね」
    がんと告知されて、うつ病になるという話もよく聞く。
    なっても不思議じゃないよね、それくらい衝撃的なことだもん。

    次の診察の予約をして帰り際、「そういえば、すごく不安なときに大腸がんにかかった友人に話を聞いてもらったら、元気になれたんです。同じ病気の人と話し機みたいなって思うんですよね」ってポツっと言ったら
    Dr「来年から乳がんの患者さんのグループ療法をはじめることになって、今、メンバーを集めてるところなんだよ。参加する?」と。
    すごいグッドタイミング!

    このグループ療法に参加したことが、わたしにとって大きな意味をもつことになった。
    Tさんに話を聞いてもらってなかったら、主治医に電話して精神腫瘍科を紹介してもらってなかったら、同じ病気の人と話してみたいって先生に訴えてなかったら、このグループ療法に参加してなかったかもしれない。


    <本日の治療費>
    精神腫瘍科 診察料 138点 410円 投薬料 467点 1,400円

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    コメント

    はじめまして。

    気持ちに寄り添ってくれるドクターに助けを求めてもいいとおもう、というくだり、心にしみました。

    負けないってがんばらなきゃいけない、明るい患者さんが良い患者さんみたいに扱われるのは辛いです。

    私は手術を受けた病院とは違うがん治療の拠点病院のソーシャルワーカーさんに話を聞いていただいてずいぶんと気持ちが助けられました。
    感謝しています。

    月光さんは病院に精神腫瘍科があってよかったですね。
    グループ療法ではどんなことをするのかまた教えてください。


    2013/10/29(火) 22:32:46 | URL | hana #oNOqFYAw [編集]
    hanaさん、はじめまして。
    よいソーシャルワーカーさんに会えてよかったですね!

    がんに限らず、病気はメンタルのツラさが解消されることで、治療にもいい方向に影響すると思います。
    わたしの通っている病院にはたまたま精神腫瘍科があったけど、これから精神腫瘍科をおく病院が全国的に増えて欲しいと思います。

    グループ療法のことは追い追い書きますね。
    2013/10/31(木) 00:30:20 | URL | 月光 #- [編集]

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