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  • 生稲さんのカミングアウト
  •  最近,私のまわりにも乳がんに罹った友人がいたり,芸能人でもカミングあうとする人が何人か。昨日は,生稲晃子さんのことをYahooニュースで見かけた。この人,おニャン子の人だっけ?
    「5年の闘病云々」という見出しを見て,またマスコミが大げさに書いてるんだろうと思ったら,そうではなく,局所再発が2回あって再建も含めて5回の手術をしたとか。そっか,それはたいへんだったね。

    ニュースの一文に

    「退院の翌日にインタビューに応じてくれた生稲は、血色もよく、テレビで見るとおりの元気で明るい印象だった。病の影などはみじんも感じさせない。彼女にとって、この4年8カ月でもっとも苦しかったのは、人に話せないことで、同じ病気の人たちと思いを「共有できなかった」ことだ。」

    というのがあって,ほんとこれはつらかったんじゃないかと思った。
     わたしは,治療をはじめたころに幸い同病の人たちと会うことができ,気持ちを共有できたことで,前向きに治療に取り組むことができた。
    彼女たちとの出会いはほんとうに大きかったし,今でもものすごく感謝している。

    同病の人と出会えたのは,自分が情報を集めて積極的にそういう場に出かけていったということもあるけど,病気のことを話せる環境にないと,そういう場所に出向くのもむつかしい。芸能人だったり,家族や自分の事情で病気のことを隠しておかなくてはならない人だったりしたら,気持ちを同病の人と共有することができない。

    もちろん,共有なんてしなくても大丈夫という人もいると思うので,全員がそうでなくてもいいけど,もし,ひとりでつらい思いをしている人がいたら,思い切って同じ経験をした人たちが集まる勉強会やセミナーに参加されてみたらいいと思う。
    あるプログラムで知り合った友人は,「5年たってやっと人に話せるようになってこういう場所に来られるようになった。みんなと知り合えてよかった。」と言って,最近は乳がん患者をサポートするボランティアに参加してがんばっている。

    乳がんになって出会った友人たちは「同病相憐れむ」なんてことはまったくなくて,「病気の話もできるふつうの友だち」になった。
    先日,乳がん罹患者の共通の友人を通して知り合った人は,全然関係のないところで共通の知り合いはいるし,音楽や映画,文学,漫画の話など,びっくりするほどマニアックでインディペンデントな話ができる人だった。まだ2回しか会ってないのに,ずっと知ってる人みたいな感じ。
    キャンサーギフトという言葉はあんまり好きではないけど,たしかにこれまでにもいろんな人との出会いはギフトだったなあ。

    「でもこれからは違います。言葉は悪いかもしれないけど、せっかく生きるか否かの病気になったのだから、私の体験がひとりでも多くの人の参考になれば。勇気を持ってもらえたらと思います。温泉番組なども、依頼があれば出たい。たとえがんにかかっても、これだけ元気に働けるんだということを見てほしいんです」

    生稲さんのこのことば,すごくよくわかる。
    大きなことはできないけど,自分が元気でふつうの生活を送っていることをまわりに知らせるのも,自分がこの病気になったひとつのちいさな理由なんじゃないかと思ってる。


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