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  • 2014.08.03 乳がん画像診断ネットワーク 『乳腺画像診断ワークショップ』
  • 「乳がんの早期発見、治療に資する画像診断研究への取り組み論文及び書籍の執筆、一般の方に向けた情報発信、啓発活動に積極的に取り組む」ために2012年11月に発足したNPO法人「乳がんが画像診断ネットワーク」。
    昨年のKSHSの全国大会で聞いて気になっていた団体のワークショップに行ってきた。
    「乳がんが画像診断ネットワーク」は医療者のみでなく、患者も理事に席をおいている。

    今回はシーメンス・ジャパン(株)(マンモグラフィなどの医療機器の輸入販売などを行っている会社)と乳がんが画像診断ネットワークが合同で行い、前半は合同プログラムとして中村清吾先生の基調講演『 日本人の乳がん-現状と今後の対策- 』と理事長の戸﨑光宏先生の『 NPO法人乳がん画像診断ネットワークの活動について 』の講演が行われた。
    後半は、場所を移して東北大学病院 放射線診断科 嶋内亜希子先生の『 アメリカの乳がん画像診断の現状 』と亀田京橋クリニック 見学会が行われた。

    ●『 日本人の乳がん-現状と今後の対策- 』中村清吾
    食生活などが欧米化して日本人に乳がんが増えた(今回は「乳がんは贅沢病」とは言わなかった。まあ私は半分当たっていて半分当たっていないかなあと思うけど。)ことや、遺伝性乳がんについてなどサバイバーなら誰でも知ってるような内容だったので、特に目新しい話はなかった。
    たぶん、シーメンス関係の人が8割くらいだったので、その人たち向けという感じ。
    新しいことはなかったけど、ちょっとひっかかってきた内容がふたつほど。
    •分子標的薬TDM1の話から、HER2陽性乳がんに関しては、4〜5年でかなり研究がすすみ、今よりかなりよい方向に向かうのではないかということ。
    •血糖値と乳がんとの関連。インスリン値があがることで(?)IGF-1(インスリン様成長因子)が上昇し、がん発生に影響を与えている。現在、薬剤も開発されているとのこと。ただし、これに関しては運動で十分である。
    (IGF-1については正しく聞き取れていないかも)


    *******ここからは先生が話していたことではありません。
    IGF-1について、ネットで検索してみると「乳がんと牛乳」が最初にヒットしたりして、ちょっとギョッとする。
    素人のわたしがネットをサラッと検索したのみで得た知識は、IGF-1に対する受容体の発現が乳がんに関わりがあり、それが乳がんと肥満を結びつけるひとつの要因ではないかということ。
    IGF-1の数値が高いと乳がんなど特定のがんになりやすいという。
    IGF-1は牛乳に含まれているため(?)、牛乳が乳がんに関わっていると主張する人がいるという印象。
    中村先生の話には乳製品のことはまったく出てこなかったので、乳製品がよくないということに結びつけない方がいいとわたしは思っている。
    検索するといろいろ出てきてIGF-1濃度の検査(自費)もあるみたいだし、素人が調べただけではちょっとわからないことが多いなあ。
    今後、これも研究が進んで、もしかしたらIGF-1濃度が高い人は動物性タンパク質を控えるとか体重制限とか厳しくいわれるようになってくるのかもしれない、ってちょっと思った。
    もう少し、詳しく聞いてみたい話ではある。

    ●『 NPO法人乳がん画像診断ネットワークの活動について 』戸﨑光宏
    「自分にあった診断を受ける環境やシステム」を確立するために発足した乳がん画像診断ネットワークについて。
    乳腺の濃度が高いとマンモグラフィーを撮ったときに、真っ白に写り、同じく白く写るがん病変が発見できないことがあるということを、わたしも昨年のKSHSの全国大会で聞くまで知らなかった。
    雪山で白ウサギが見つけられない、というのと同じだという表現をよく聞く。
    そういう場合はマンモグラフィーではなくエコーを受けた方がよい。

    アメリカでは、乳腺濃度が高い人に関しては、その旨を患者に伝えて別な検査をすすめなければ病院のペナルティになるそうだ。
    日本の健診は画一的で、全員がマンモグラフィーを受け、たとえそれで乳腺濃度が高かったとしても知らされる人は少ないんじゃないだろうか。

    だいたい健診センターのようなところで健診を受けた場合、システマティックに行われるところが多いので、自分の検査画像を見ることはたぶんない。
    乳腺濃度が高くて真っ白に写っていたとしても、「異常なし」ってことになるんだろうか。
    それとも「不明のため再検査」ってなる?
    それにしても知識がなければ「まあ、いいか」ってなっちゃいそう。
    わたしならなる。

    わたしもこの病気になってなかったら知らないことだし、濃度が高いままマンモグラフィーを受けてる人は無駄な被曝を受けているだけってことになる。
    長くなったけど、そういうことを解消していこうということもこの団体の目的のよう。
    この団体はドクターと専門家に患者も理事に加わっているというのが興味深い。

    そのほか、都内クリニックとの連携、海外との連携遠隔診断、MRIガイド生検を保険適用にするための活動などを行っている。
    ずっと健診を受けていたにもかかわらず見落とされていたという話をよく聞く。
    健診を推奨するだけでなく、健診のありかたも変わっていき、少しでも早期発見される人が増えるといいと思う。

    長くなったので続きは明日に。
    後半のアメリカの現状を聞いていろいろ考えることが多かった。


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