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  • 乳房再建にいたるまで<1>
  • 化学療法のことや手術のことも書き終わっていないけど、とりあえず再建のことを書き終えてしまおう。

    2012年12月に確定診断を受けたとき、バコラ生検で「小葉がん」ということはわかっていたので、「全摘の可能性が高い」と言われていた。
    そのあと、手術を行う病院の初診のドクターにも「全摘の可能性が高い」と。
    執刀医にも言われていたし、まあ最初から全摘の覚悟はできていた。
    そのあと、自分で調べてもわたしの場合は(広がりが大きかったし)、全摘がいちばんいいんだろうと思った。

    全摘となると再建はどうするかを考える。
    当時はエキスパンダーもアナトミカルシリコンインプラントも保険適用になっていなかった。
    自費だと80万円近くかかることになる。
    わたしは術前化学療法を選択したので、半年間考える猶予はある。

    ただ、その頃は80万ものお金をかけて再建をしたいだろうか、と考えた。
    片方の胸がまったくなくなってしまうっていうのもまだ想像できなかったけど、裸で歩くわけじゃないんだから、再建しなくてもいっかーくらいに思ってた。
    80万あったら何回旅行に行けるだろうか、と考えた。
    わたしは贅沢な旅行はしないので、ずいぶん行けるよなあ…80まんえん…。

    でも、どこかで再建の道も捨てきれないでいて、再建に関する本も読んだ。
    結構、最初のころに読んだ気がする。
    確定診断を受けてすぐくらい。

    化学療法中は再建を受けた人の話を聞いたり、再建セミナーに出かけた。
    今、再建を終えて不満があるわけじゃないけど、もうちょっとたくさんの人の話を聞いたり、ミーティングに出かければよかったとは思う。
    その頃、セミナーとかミーティングがいろいろあることをよく知らなかった。
    今でこそ、ブログやミーティングで知り合った人から情報をもらうけど、インターネットでそういう催しをピンポイントで探すのって意外とムツカしいかも。
    最近はちょっとコツがわかってきたので探せるようになったけど。

    わたしが聞いた再建経験者は
    •もとどおりじゃないけど満足してる→1人
    •もとどおりじゃなくて、なんとなく不満→2人
    っていう感じだったから、もとどおりにはならない、っていうのは理解した。
    そりゃ、人工物入れるんだからもとどおりにはならないよね。

    傷が開いてエキスパンダーが見えちゃってたいへんだった話とか(喫煙が原因かもって言ってた)、思った再建方法ができなかった話とか、放射線を行ってもインプラントで再建した話とかが聞けた。
    少ない確率だとしても、リスクはあるんだっていうことも理解した。

    自家組織による再建は、たぶんわたしの場合、ボリューム的におなかから組織をとってこなくてはいけなさそうなので、痛そうだし、術後も回復に時間がかかりそうなので最初から考えていなかった。

    そうだ。
    あとは確定診断を受けた日にクリニックの待合室にあった『いのちの乳房』というアラーキーが撮影した乳房再建を行った人をモデルにした写真集。
    この写真集には、きれいに再建した人もいるけど、乳輪乳頭がない人、おなかに一文字に傷がある人、いろんな人がモデルになっていた。
    最初はショックを受けた。
    「再建したって、大きな傷はあるし、もとどおりにならないんだ」って思った。
    でも、モデルさんたちはみんなステキな笑顔で写っている。
    すごく不思議だった。
    そのときは、確定診断が下される直前だったし、乳がんのこともよくわからなかったので、もし自分が乳がんだとして、手術をして、こんな笑顔になれるんだろうか? って思ったのをすごく覚えている。

    この写真集を見たことも、再建を考えるひとつのきっかけになったかもしれない。


    長くなりそうなのでつづく。


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