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  • 2012/12/10 クリニック診察3回め(確定診断-1)。
  • ブログを書くために去年のことを振り返って思い出しながら書いている。
    1年たって、気持ちを整理するのにはとてもいいと思うけど、あの頃の心細い気持ちもいっしょによみがえってきた。
    今日もどこかで検査待ちだったり、がんの告知を受けたりして、心細く、つらい思いをしている人がいるかと思うと胸が痛む。
    大丈夫、ひとりじゃないから大丈夫、と言ってあげたい。
    私がいろんな人と出会って、そう思えたように。


    12月10日、生検の結果を聞きに行く日。
    職場の忘年会を適当な理由をつけて断った。
    仕事の話はまたいずれ。

    この日は冷たい雨が降っていたと思うけど、夕方には気持ちよく晴れて、もしかしたら大丈夫なんじゃないか、とか思ってみる。
    待ち合わせした友人とクリニックへ。
    友人にはロビーで待っててもらう。
    それだけでもずいぶん不安な気持ちがやわらいだ。

    私の前に診察室に入っていったのは年配の人。
    診察室から笑い声が聞こえる。
    「先生、じゃあまた元気で来ます!」と言って満面の笑顔で診察室を出てきて、私に笑顔で会釈してくれた。
    このとき、待合いに置いてあった「いのちの乳房-乳がんによる「乳房再建手術」にのぞんだ19人 写真=荒木経惟」をぺらぺらめくって見ていた。

    さきほどの人や写真集の笑顔が不思議だった。
    がんになって、胸を失くしてしまっても私は笑顔でいられるんだろうか?
    私はもう、笑うことなんてないんじゃないだろうか?

    生検の結果。

    ・右浸潤性小葉がん
    ・2センチ程度のリンパ節の腫れあり
    ・初期ではない。たぶん2期か3期

    レセプターについては結果待ち。

    乳がんという病気について、手術、抗がん剤、分子標的薬、ホルモン剤についてひととおり説明をしてもらう。

    意外と冷静だった。
    自分でいろいろ調べていたこともあり、先生の説明はよくわかった。
    でも、どこかひとごとのような、先生の声が頭の上を通り過ぎていくような、取材をしているような…とてもとても不思議な時間が流れていった。
    涙は出なかったし、取り乱すこともなかった。

    ただひとつ、「浸潤性小葉がん」というキーワードは私の頭のなかにはまったくなかったのでおどろいた。
    日本では乳がんの症例うちの5〜10%程度の発現率と聞いて、なんだかそこで、ずるっとずっこけた感じだったなあ。
    「小葉がんだということでリスクはありますか?」という質問しかできなかった気がする。

    診療情報提供書とフィルムを受け取って、次は紹介先の病院に行くことになる。

    二駅分歩いて友人とご飯を食べて、ちょっとだけお酒を飲んで、さらに家まで歩いて帰った。
    ひとりじゃなくてよかった。
    友人も余計なことは聞かず、私の話を聞いてくれたことがありがたかった。

    この日は先生の言葉をぼんやり受けとめていただけだった。
    でも、不思議と会話の内容は覚えてる。
    今考えると、最初の診断時にこのクリニックにかかって、この先生に結果を聞いたことが、ほんとによかったと思う。
    その後の治療への姿勢にもかかわってくる言葉をたくさんもらった。

    長くなるので、その話は明日につづく。


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