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  • 情報リテラシー「健全な懐疑主義」
  •  職業病かもしれないけど、なにかを見たり聞いたり読んだりしたときに、まず疑問を持つようにしている。
    あと、「極論」はとりあえず疑う。
    アピタルの記事に、「『極論』に潜む罠」というのがあった。

     インターネットには極論やセンセーショナルな見出しで人を引きつける広告であふれている。
    よく見かける医療•健康情報には「○○を飲めばがんが治る」「○○をすれば病気知らず」という希望系と「××を食べるとがんになる」「××をすると死ぬ」という恐怖系という極論があるという。
    たしかによく見る文言だね。

    以下、記事の引用*************。

    さらに、このような情報には、共通している点として以下のような特徴があります。

    ◎ものごとを白黒つける
      例)マイナスイオンは体に良く、プラスイオンは体に悪い
      例)手作り料理は体に良く、コンビニ弁当は体に悪い
    ◎ものごとを単純化する
      例)水道水を飲むと癌になる
      例)サラダ油を使うと早死にする
    ◎感情を揺さぶる
      例)希望系:病気に悩んでいる人に希望を与える
        恐怖系:命にかかわることを突きつけ脅迫する

    そして、情報を読み進めていくと、あまりにも都合よく希望を叶えてくれたり、揺さぶられた感情(不安・恐怖など)を解消してくれたりする商品の宣伝に行き着くことがあります。

    (中略)

    情報そのものを遮断することは、現実的には不可能です。そのため、大切なのは、情報を目にしたり耳にしたりした時に、その情報を自分自身の決断・行動に対して取り入れるのかどうかの「見極め」です。

    では、どのように見極めたら良いのか?
    ポイントは、情報を鵜呑みにするのではなく、また拒絶するのでもなく、客観的・批判的に読み解いていく「健全な懐疑主義」になります。そして、健全な懐疑主義に基づいて情報を吟味することで、バランスのとれた理解ができるようになります。

    ここまで引用****************。

     疑うっていうとことばが悪いけど、「健全な懐疑主義」っていうのは言い得て妙。
    すべてを受け入れるのでもなく、最初から拒絶するのでもなく、冷静に見極められる力がつくといいなあと思う。
     12月17日(木)に、国立がん研究センターで第3回がんサバイバーシップ、 「<がん情報サービス>をもっと知ろう」という国立がん研究センターで開催される。

    「信頼できる情報をいかに見つけ、 いかに活用していくか。 今回はそのノウハウをお伝え するとともに、 がん対策情報センターが提供する<がん情報サービス>を詳しくご紹介します。
    」ということなので、正しい情報を得るヒントになるかも!


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  • <冷え取り>これでがんは治らないと思うけど,冷えないのはいいと思う。
  •  寒いのがにがてだ。子どものころから。体感する寒さもいやだし,寒々とした感じもにがて(でも雪は好き)。
    それでもここ何年かは冬の引き締まった空気や年末近くの街の喧騒が楽しめるようになってきた。っていうか,好きになって楽しんだ方がいいと思うようになってきた。

     冬がにがてなのは,なんとなくさびしい雰囲気があるからなんだけど,とにかく子どものころから寒がりだったというのがあるかもしれない。
    たいてい体温を測ると35度台だったもん。
    朝は起きられないし,こたつに入ったら出たくないし。

     がんの診断を下されて,まず行ったのは本屋。
    (いやあのときは,すぐに行ったのは本屋じゃなく,友だちがついてきてくれたので,夜だったし居酒屋に行ってビールを飲んだんだった。)
    とりあえず本屋でがんに役立ちそうなものを立ち読み。
    ニンジンジュースだとか,がんが消える食事とか……うーん,どれもうさんくさい,というか「そんなんで消えたらラッキーだけど,そんなラッキーはない。」って思った。

     そのなかで気になったのが「冷え取り」。
    体温が低いとがんになる(なりやすい?)みたいなこともどこかで読んだし,「とにかくこの寒がり体質がなんとかなるならいいんじゃない? 靴下履くだけだし」と思って,そのころから靴下重ねて履くことにした。

    そのころは,シルクの5本指ソックスに木綿のソックス,シルク,厚めのソックスと4足くらい履いてたなあ。そして,夜寝るときも足が冷たくて目が覚めることが多いので,靴下を履いてみることにした。
    寝るときに靴下を履くのは足が気持ち悪そうだったので,履いたことはなかったんだけど,結果的にこれは大成功!
    足が冷たくて目が覚めることはほとんどないし,かかとがものすごくひび割れていたのも解消した。寝つきが劇的によくなったのも,足が冷えなくなったおかげかも。

    「冷え取り」もいろんな雑誌で取り上げられたり,グッズがたくさん出たり,話題になってくると,アンチな意見も出てくる。
    「からだをあたためてもがんは治らない」→まー,そりゃそうでしょう。それだけで治るなら万々歳だもの。わたしもそう思う。
    「からだをあたためてもなんの意味もない。逆に悪い。」みたいなのもあったなー。

    でも,わたしは冷えを解消して,少し寒がりじゃなくなった気がするし,冬も前ほど嫌いじゃなくなってきた。夏も,冷房がにがてで寒くて困っていたけど,靴下を重ね履きしたら,室内でガタガタ震えることがなくなってきた。
    だから「冷え取り」は寒がりの人には有効だと思うので,足が冷たくて目が覚めちゃう人は,だまされたと思って寝るときに靴下を履いてみたらどうでしょう。だまされたらごめん。

    あるときネットの記事で「冷え取り」の本家の人が,「靴下は履けば履くほどいいんです! わたしは16枚履いてます!」っていうのを読んで,ちょっとオカルトか宗教かも…とも思ったよ。16枚履いたら身動き取れなさそう。
    わたしは夏は2枚,冬は3枚で快適。

    ふと当時のことを思い返したら,なんだかんだいっても,「もしかしたらからだをあたためたら,がんが消えたりして」ってちょっと思ったのはほんと。「ニンジンジュースを飲んだらがんが治るかも」って思ってなんちゃらジューサーを買おうと一瞬考えたのもほんと。そういうのに気持ちが向いちゃうときってやっぱりあるのよね。
    そういうのがなにも効果がないとは思わないので,自分にとって気持ちがいい民間療法や代替療法を標準治療と並行して続ければいいんじゃないかと思う。

    最近,なぜかわたしのFacebookのタイムラインに頻繁にあらわれる五本木クリニックの院長のブログ。
    http://www.gohongi-beauty.jp/blog/
    ニセ医学,疑似科学,近藤医師のことも書かれていて,ちょっとおもしろい。


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  • 11月のゆううつをふきとばす


  • ちょうど3年前のいまごろ、胸に鶏卵大のかたまりを見つけて、これはマズイと思っていた。
    「良性」という答えを探って、インターネットで検索しまくっていたのもこのころ。
    どう検索しても良性ではなさそうなので観念して、散々迷って行くクリニックを決めた。

    思い返しても、この頃がいちばんイヤだったなー。
    生検は怖かったし(2回もやったからどういうものかわかって怖くはなくなったけど、もうやりたくないなあ)、結果はしばらく出ないし、インターネットを見れば見るほど悪いことしか考えられなくなってた。

    あのころは、ずっとそんな気持ちが続くのかと思ってたけど、そんなことはなかった。
    12月に確定診断を受けて、年明けくらいまでは、よく寝られなかったし、気持ちも不安定だったけど、年が明けるころには不思議と受け止められるようになっていた。

    全部、検査結果が出てなかったから不安は不安だったけど、それでもクリニックの主治医や手術を受ける病院の担当医とやり取りしたり、友だちに会ったり、実家に帰って普通に過ごしていたりするうちに不思議と受け止められるようになってきた。

    わたしは、わりとどんな環境にも馴染むほうだけど、さすがにこのときは立ち直れないかと思った。でも意外とそうでもなかった。
    人間て不思議。

    でもやっぱり、この季節になると11月の空気感で、なんとなくあのしんどかった感じを思い出してちょっとつらくなる。
    夏が好きなので、もともと寒くなる季節はにがてなこともあり、一瞬だけどちょっと心がみだれるのよね。

    まあでも、せっかく紅葉もきれいな季節だし、過去のことで心をみだしてもしょうがないので、楽しくやりましょうかね。
    ゆるんできた生活を見直す時期、くらいにとらえて。
    たぶん、年月が経てば思い出すことも減ってくるはず。


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  • 生稲さんのカミングアウト
  •  最近,私のまわりにも乳がんに罹った友人がいたり,芸能人でもカミングあうとする人が何人か。昨日は,生稲晃子さんのことをYahooニュースで見かけた。この人,おニャン子の人だっけ?
    「5年の闘病云々」という見出しを見て,またマスコミが大げさに書いてるんだろうと思ったら,そうではなく,局所再発が2回あって再建も含めて5回の手術をしたとか。そっか,それはたいへんだったね。

    ニュースの一文に

    「退院の翌日にインタビューに応じてくれた生稲は、血色もよく、テレビで見るとおりの元気で明るい印象だった。病の影などはみじんも感じさせない。彼女にとって、この4年8カ月でもっとも苦しかったのは、人に話せないことで、同じ病気の人たちと思いを「共有できなかった」ことだ。」

    というのがあって,ほんとこれはつらかったんじゃないかと思った。
     わたしは,治療をはじめたころに幸い同病の人たちと会うことができ,気持ちを共有できたことで,前向きに治療に取り組むことができた。
    彼女たちとの出会いはほんとうに大きかったし,今でもものすごく感謝している。

    同病の人と出会えたのは,自分が情報を集めて積極的にそういう場に出かけていったということもあるけど,病気のことを話せる環境にないと,そういう場所に出向くのもむつかしい。芸能人だったり,家族や自分の事情で病気のことを隠しておかなくてはならない人だったりしたら,気持ちを同病の人と共有することができない。

    もちろん,共有なんてしなくても大丈夫という人もいると思うので,全員がそうでなくてもいいけど,もし,ひとりでつらい思いをしている人がいたら,思い切って同じ経験をした人たちが集まる勉強会やセミナーに参加されてみたらいいと思う。
    あるプログラムで知り合った友人は,「5年たってやっと人に話せるようになってこういう場所に来られるようになった。みんなと知り合えてよかった。」と言って,最近は乳がん患者をサポートするボランティアに参加してがんばっている。

    乳がんになって出会った友人たちは「同病相憐れむ」なんてことはまったくなくて,「病気の話もできるふつうの友だち」になった。
    先日,乳がん罹患者の共通の友人を通して知り合った人は,全然関係のないところで共通の知り合いはいるし,音楽や映画,文学,漫画の話など,びっくりするほどマニアックでインディペンデントな話ができる人だった。まだ2回しか会ってないのに,ずっと知ってる人みたいな感じ。
    キャンサーギフトという言葉はあんまり好きではないけど,たしかにこれまでにもいろんな人との出会いはギフトだったなあ。

    「でもこれからは違います。言葉は悪いかもしれないけど、せっかく生きるか否かの病気になったのだから、私の体験がひとりでも多くの人の参考になれば。勇気を持ってもらえたらと思います。温泉番組なども、依頼があれば出たい。たとえがんにかかっても、これだけ元気に働けるんだということを見てほしいんです」

    生稲さんのこのことば,すごくよくわかる。
    大きなことはできないけど,自分が元気でふつうの生活を送っていることをまわりに知らせるのも,自分がこの病気になったひとつのちいさな理由なんじゃないかと思ってる。


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