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  • がん患者向けの月刊誌に抗がん剤の広告?(の可能性)
  • 以下は腫瘍内科の勝俣先生のツイート。

    勝俣範之 ‏@Katsumata_Nori
    昨日の読売新聞にコメントさせていただきました。 抗がん剤記事に製薬会社が金銭…薬事法違反かhttp://ow.ly/i/3ZYEx  http://ow.ly/rGIrF  かなり有名ながん患者向けの雑誌です。このような雑誌には、取材協力をしないようにしましょう。

    抗がん剤記事に製薬会社が金銭…薬事法違反か

    「がん患者向けの雑誌に掲載された記事が、薬事法で禁じられた抗がん剤の広告にあたる可能性があるとして、厚生労働省が調査を始めた。
     特定の商品をPRする内容の記事が多いことに加え、製薬会社が出版社に金銭を支払っていたことが判明したためで、厚労省は製薬業界に自主ルールの策定と再発防止を求める方針だ。
     厚労省が問題視しているのは、一般書店で販売されているがん患者向け月刊誌(公称7万部)に掲載された抗がん剤の紹介記事。その多くは、医師らが特定の商品名を挙げて有効性を説明する内容になっている。」

    記事掲載の際、抗がん剤を販売する製薬会社から1ページあたり47〜57万円が支払われていたらしい。
    結構な金額ですな。
    医学的に間違いがないならいいように思うけど、やっぱり金銭が絡んでいるとフラットではないのでは…。
    タイアップならタイアップとわかるようにすべきだと思う。
    そもそも薬事法が「抗がん剤の広告を罰則付きで禁じている」ならタイアップもダメなんじゃないだろうか。

    雑誌名は出ていないけど、別の先生が雑誌名をあげていた。
    たぶん、その月刊誌だと思うけど、確信はないのでここでは書かない。
    わたしも最近の乳がん特集の2冊を買ったけど、わかりやすかったし、患者側に立った内容の雑誌だと思った。
    ただ、こういった製薬会社との金銭授受関係があるということは覚えておこう。

    何事も妄信はよくない。


    (セミナーのことを書くといって全然書けない。書く書く詐欺ですみません。)

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  • 癌は放置すべき?/Newsweek。
  • Newsweekの今週号の特集
    「がんは放置すべきか」の功罪
    がん治療大論争

    近藤医師の放置療法をとおして、現在の日本の医療について疑問を投げかける記事。
    放置療法の人、スキルス性胃がんで三大治療を受けた人を例にあげている。
    放置療法を選んだ人は、本当にこれでよかったのか悩み、三大治療を受けた人は「本当に手術が必要だったのか」と悩んでいるという。
    双方に共通するのは医療への不信感だとか。
    近藤医師が人気があるのは、そんな医療への不満の裏返しではないか、と。

    わたしは、がんという病気はそういうものなんじゃなういかと思う。
    まだまだ解明されていないことの方が多いんだもの、たぶん100点満点の治療って、今の医療ではないよね?
    たとえば人間的に医師に不信感を持つ、ってパターンはあると思うけど、がん医療に対しては不信感、というより不安感なんじゃないだろうか。
    抗がん剤には副作用があることも、100%効くわけじゃないことも十分わかって治療を受けている。
    そのうえでの不安感はわたしにだってある。
    それは不信とは違うんだよなあ。


    サバイバーなかまと放置療法についてはよく話すけど、やはり、どこか納得できないよね、という話になる。
    近藤医師の主張をもてはやしている大多数の人は、がんになったことがない人たちなんじゃないかという気がしてくる。
    もしかしたら、自分ががんになっていなかったら、「検診を受けても意味ないし、抗がん剤なんてやらない方がいいらしいよ」と気軽に言ってたかもしれない(さすがにそこまで極端なことは言ってないと思うけど)。
    でも、調べれば調べるほど、先生の説明を聞けば聞くほど、そういうことではないことがわかった。

    放置療法が話題になるのが医療不信への裏返しというのであれば、わたしは信じられる医療スタッフのもとで治療を受けられて幸せなのかもしれない。
    これまで提案されて選択してきた方法に迷いはないし、納得して信じて治療している。
    ときどき疑問や小さな迷いが顔を出すけど、そんなときは自分で調べたり、主治医に聞くようにしている。
    なるべく疑問や不安を残さないように。
    それでも、まだ聞きづらかったり、不安はあるけどねー。

    「抗がん剤で殺される」とか「病院が儲けるために無駄な治療をしている」とか「検診で見つける必要のない病気をみつけて病院の利益に貢献している」とかっていうショッキングなことばの表面だけ信じちゃう人って実際知り合いにもいる。
    もちろん、そんなこと言ってるのは、がん患者ではない。
    その人が、がんになったらどう考えるんだろうか。
    もしそうなったときは、できれば極端な一方だけの意見ではなく、広くいろんな情報を集めて、もう一度冷静に考えて欲しいなーと思う。

    記事は近藤医師の極端な主張は、がんとどう向き合い、闘うべきかということを考えるきっかけをつくったのかもしれない、と結ばれている。
    たしかに。
    自分の治療をHappyに続けるために、学び、考え、語り、向き合っていきたいと思う。


    そのほかにも
    ・転移の「ロジック」を読み解く新発見
    ・スパコンが癌治療に革命をもたらす
    ・免疫細胞をトレーニングせよ
    など、最新の研究について少しずつふれられていて、一朝一夕に新しい治療が生まれるってことはないにしろ、可能性はまだまだあるという希望も少し感じられた。


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  • 【リンク追加】ぼくがすすめるがん治療/近藤誠。
  • 近藤誠医師の「がんもどき理論」も「放置療法」もどうもピンとこないので、本を読んでみた。
    1999年に出た本。
    なぜ、最新刊じゃなくて、そんな前の本を読んだかというと、図書館にそれしかなかったから。
    最近のは、すごい勢いで借りられていて、棚に並ぶヒマがないんでしょう。

    何か月か前に本屋でめくってみた最新刊は、行間すきすきで立ち読みで斜め読みできるくらいのボリューム。
    (だから売れてるんだろうね。)
    今日読んだ本は、わりと字間も行間も詰まってて、立ち読みじゃちょっと無理。

    読んでみたけどやっぱりピンとこないのはいっしょ。
    がんが見つかったとき、それが確実に「がんもどき」ってわかるんだったらいいけど、そんな診断はできないでしょう。
    結果的に、何もしなくて◯年生きられたから、手術しなくてよかったね、ってだけで、じゃあ、手術した場合はどうなのかっていうのは闇の中。
    手術したら完治して、がんで死ななかったかもしれないよね?

    早期がんは放置して大丈夫、っていうのも何が大丈夫なのかよくわからない。
    病変が消えるわけじゃないから、結局は進行するわけだよね?
    そして、がんで命を落とすなら、患者から言わせてもらえば、大丈夫ってことはないと思うんだけど。
    早期なら手術をすれば完治する可能性もあるのでは?

    気になった映画↓
    「いのちを楽しむ−容子とがんの2年間」
    1994年に5ミリの早期乳がんが見つかって、近藤医師の放置療法を選んだ女性のドキュメンタリー映画。
    6年後にがんが大きくなったので、乳房温存手術、放射線、ホルモン療法を受け、最終的には全身転移をして亡くなるまでの2年間を追ったものだそうだ。
    最後は痛みに苦しんで「死ぬまでには大変な苦労がいる」と。

    ご本人が納得してその道を選んだのは、それは立派なことだし、満足をしていらっしゃったみたいだから、誰もそれに対して何かを言うことはできないけど、大きくなってから手術をしたのであれば、最初の時点で温存手術を受けていたら、完治したかもしれないのに…と思ってしまうのである。
    (リンクの記事を読んだだけで、この映画を見ていないのでコメントするべきではないのだけど。)

    Twitterでフォローしている医師の方のツイートで
    「親戚や友人に、抗がん剤なんか恐ろしいものだからやってはいけないと言われてまともに治療を受けていなかった患者さんが末期になって転院をしてきた。病状を説明して「覚悟をしなくてはいけませんね」と言ったら「えっ? 私、死ぬんですか?」と。放置することがどういうことか理解をしないで放置をしている患者さんもいる。」
    というようなものがあった。

    近藤医師は自分の理論に反対意見を述べる人たちに対談を申し込んでいる。
    何人かの医師が対談を受けていて、その内容をこの本で、ご自分の意見が正しいように取れる箇所をピックアップして「ほーら、正しいでしょ」という感じで掲載している。
    ずいぶんバイアスがかかってる感じがした。
    まあ、自分の本だからそうなるか。
    その前後も読みたいもんだ。

    「外科の医者はすぐ切りたがる」とか「治験は患者にちゃんと説明をしないで、この薬を使えば治る、と騙して参加させている」とか、そりゃそういう医師もいるんだろうけど、みんながみんな、そうじゃないと思うけど。

    この本のあとがきに「治療をうけて後悔しないためには、治療の前に接するすべての言葉を疑うこと。」とあったけど、それには大賛成。
    耳障りのいい、楽に思える言葉だけに耳を傾けるんじゃなく、もう一方の言葉にも耳を傾けたい。
    そのうえで、これ以上ないくらい考えて、選んだ道なら後悔しないと思う。
    わたしは、今の道を後悔していない。

    情報があふれている今日、情報リテラシー(情報活用能力)を育てることも患者には必要だよねえ。

    ★リンクの追加
    朝、Twitterで流れてきたリンクの内容が共感できるものだったので、追加。

    すい臓がん患者さんが語る、近藤理論への怒り

    「手術は外科医が、切りたいから切っている。 抗がん剤は、製薬会社が儲かりたいからやっている。 がんは、医療界の金の卵だから治療をしている。池田清彦氏の近藤賛美説の引用」
    前からこういう陰謀説を読むたび腹立たしかった。
    これが本当なら、いったい世の中、どれだけ腐ってるのかと。
    でも、こういうバカバカしい発言を信じちゃう人がいるのも事実。

    「近藤さん、池田さん。 闘っている彼らを、あざ笑い侮辱するような、アナタの意見を私は決して赦すことは、できません。」
    彼ら、とは医療従事者のこと。

    患者だから書けるストレートな文章だと思った。

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  • がんから5年/岸本葉子。
  • 9月のハートネットTV、がんサバイバーの時代に出演されていた岸本葉子さんの2007年のエッセイ。

    番組でも等身大のがん患者の気持ちを述べられていて、とてもこころに残った人だった。
    エッセイは、この病気になった人ならうなずける日常の話や、日々の複雑な気持ちが書かれている。

    がんという病気になるということは、自分にはとても衝撃的なことで、世界が変わってしまったような気がするけど、当然、世界が変わったわけではなく、昨日と同じように続いていく。
    最初はそれがわからなくて、というか、たぶん衝撃が大き過ぎて、世界の方が変わっちゃったような気がした。
    この世界に拒否されたような気分だったのかも。

    このエッセイは、手術を受けてから2年後くらいから5年を迎えるまでに書かれた文章をまとめたもので、再発の心配をしながらも、自分の方向性を模索しながら生活しているようすが、とても読みやすく、ユーモアを交えて書かれている。

    こんなふうに時を重ねていきながら、わたしもこれからの自分の生活を充実させていきたい、と思わせられた。

    印象的な一文を。
    「不安に対処するために、私がとった方法は、集中だった。目の前のできごと、仕事であれ家事であれ、観劇のような娯楽であれ、そのときの状況、そのときしていることに専念する。歌舞伎の絵面が極まるとき、魅了される自分になりきる。拍手することに徹する。
    まんざら理のないことではなく、そもそも不安は、いまだ眼前に生起していない、未然形のできごとに対する反応だから、それを和らげるには、今現在のことに心を振り向ければいいのだ。」

    さて、これから掃除を楽しんで一生懸命やりますかね!

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