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  • 20160807 ジャパンキャンサーフォーラム2016@日本橋でサバイバーズメイク&フォトプログラム。
  • 8月7日、日本橋で行なわれたジャパンキャンサーフォーラム2016に行ってきた。
    このフォーラムは、NPO法人キャンサーネットジャパンが主催する稀少がんも含め、ほとんどのがんを網羅したフォーラム。
    2日間にわたって、何十もの講義が行われる。

    わたしが参加したのは、2日めの「乳がん」と「がん患者さんと調剤薬局」というセッション。
    「乳がん」の講義は、セミナー室を二つぶち抜きでほかの部屋より広かったのにもかかわらず、わたしが行った時はすでに立ち見状態。2時間、立ってるのは結構しんどかったー。

    ・乳癌学会学術総会まとめ今年の新着トピックス
     がん研有明病院 乳腺センター 乳腺外科部長 岩瀬 拓士先生
    ・薬物療法1 ホルモン陽性乳がんの治療
     福島県立医科大学 腫瘍内科学講座 主任教授 佐治 重衡先生
    ・HER2陽性乳がん、トリプルネガティブ乳がんの薬物療法
    国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 清水 千佳子先生
    ・Q&A


     手術から3年経って、だんだん病気からは遠ざかっていることや、乳がんに対する基本的なことは、ずいぶん勉強したので、「乳がんにはサブタイプというのがあって云々」という話ではなく、新しい治療の話を聞きたいと思って参加した。

     わたしがいちばん気になっているホルモン治療に関しては、ハーセプチンが登場した時のような劇的な治療は出てきていないとのこと。
    ホルモン陽性の乳がんをハイブリッド車に例えると、たとえば薬でエンジンを止めたとしても薬剤耐性ができて、ギアやモーターを動かしたりしちゃうらしい。進行はゆっくりなものが多いけど、その分しぶといってことか。
    そのギアやモーターを止めるための薬剤が分子標的薬のアフィニトールやこれから出てくる薬剤、ということだったと思う。
     HER2陽性乳がん、ベーサルライク(トリプルネガティブ)乳がんに関しても、今後、遺伝子分析が進めば、さらなる個別治療が可能になっていきそうな感じだった。

     わたしはフェマーラを服用してちょうど3年になるので、5年と考えると折り返し点をいくらか過ぎたことになる。
    6月に、タモキシフェンと同様にフェマーラの10年投与の有用性がASCO(米国臨床腫瘍学会)で発表されたという記事を読んだので、そのことについて質問してみた。
     やはり、長期投与で再発リスクが下がるとのこと。ただし、その結果(上記のASCOのことかどうかは不明)は、10年→15年のものなので、5年→10年というのには当てはまらないけど、ということだった。
     あとは、骨密度が下がることがあるので、そちらのリスクを鑑みて10年に延長することも今後出てくるだろうとのこと。
    幸いわたしは、骨密度は同年代と比べると140%、20台と比べても110%くらいあるらしいので、今のところ大丈夫。
    去年、登山中、足を滑らせてしこたま肘のあたりを強打したときに、「絶対骨折れた!」と思ったけど全然大丈夫だったので、骨は硬いんでしょう。

     そして、午後からは「サバイバーズメイク&フォトプログラム」でメイクアップして写真を撮影してもらった。
    メイクしてもらって、プロのカメラマンに撮影してもらって楽しかったなー。
    友人といっしょの写真も撮ってもらえたし。
    カメラマンの方がとてもうまくリラックスさせてくれて、力の抜けた写真を撮ってもらうことができた。
    あまりにも笑いすぎててちょっとアホっぽいけど、なかなか自分らしくていいんじゃないかと思った。
     次回は、ボランティアとして参加したいなー。この楽しさを他の人にも味わってもらいたい。
    「サバイバーズメイク&フォトプログラム」にかかわってくださったみなさま、ほんとにありがとうございました!

     帰り道、がんになったことは当然残念だけど、こんなに楽しいことがたくさんあるなんて、決して悪いことばかりじゃないよね、ってみんなで話してた。


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  • <冷え取り>これでがんは治らないと思うけど,冷えないのはいいと思う。
  •  寒いのがにがてだ。子どものころから。体感する寒さもいやだし,寒々とした感じもにがて(でも雪は好き)。
    それでもここ何年かは冬の引き締まった空気や年末近くの街の喧騒が楽しめるようになってきた。っていうか,好きになって楽しんだ方がいいと思うようになってきた。

     冬がにがてなのは,なんとなくさびしい雰囲気があるからなんだけど,とにかく子どものころから寒がりだったというのがあるかもしれない。
    たいてい体温を測ると35度台だったもん。
    朝は起きられないし,こたつに入ったら出たくないし。

     がんの診断を下されて,まず行ったのは本屋。
    (いやあのときは,すぐに行ったのは本屋じゃなく,友だちがついてきてくれたので,夜だったし居酒屋に行ってビールを飲んだんだった。)
    とりあえず本屋でがんに役立ちそうなものを立ち読み。
    ニンジンジュースだとか,がんが消える食事とか……うーん,どれもうさんくさい,というか「そんなんで消えたらラッキーだけど,そんなラッキーはない。」って思った。

     そのなかで気になったのが「冷え取り」。
    体温が低いとがんになる(なりやすい?)みたいなこともどこかで読んだし,「とにかくこの寒がり体質がなんとかなるならいいんじゃない? 靴下履くだけだし」と思って,そのころから靴下重ねて履くことにした。

    そのころは,シルクの5本指ソックスに木綿のソックス,シルク,厚めのソックスと4足くらい履いてたなあ。そして,夜寝るときも足が冷たくて目が覚めることが多いので,靴下を履いてみることにした。
    寝るときに靴下を履くのは足が気持ち悪そうだったので,履いたことはなかったんだけど,結果的にこれは大成功!
    足が冷たくて目が覚めることはほとんどないし,かかとがものすごくひび割れていたのも解消した。寝つきが劇的によくなったのも,足が冷えなくなったおかげかも。

    「冷え取り」もいろんな雑誌で取り上げられたり,グッズがたくさん出たり,話題になってくると,アンチな意見も出てくる。
    「からだをあたためてもがんは治らない」→まー,そりゃそうでしょう。それだけで治るなら万々歳だもの。わたしもそう思う。
    「からだをあたためてもなんの意味もない。逆に悪い。」みたいなのもあったなー。

    でも,わたしは冷えを解消して,少し寒がりじゃなくなった気がするし,冬も前ほど嫌いじゃなくなってきた。夏も,冷房がにがてで寒くて困っていたけど,靴下を重ね履きしたら,室内でガタガタ震えることがなくなってきた。
    だから「冷え取り」は寒がりの人には有効だと思うので,足が冷たくて目が覚めちゃう人は,だまされたと思って寝るときに靴下を履いてみたらどうでしょう。だまされたらごめん。

    あるときネットの記事で「冷え取り」の本家の人が,「靴下は履けば履くほどいいんです! わたしは16枚履いてます!」っていうのを読んで,ちょっとオカルトか宗教かも…とも思ったよ。16枚履いたら身動き取れなさそう。
    わたしは夏は2枚,冬は3枚で快適。

    ふと当時のことを思い返したら,なんだかんだいっても,「もしかしたらからだをあたためたら,がんが消えたりして」ってちょっと思ったのはほんと。「ニンジンジュースを飲んだらがんが治るかも」って思ってなんちゃらジューサーを買おうと一瞬考えたのもほんと。そういうのに気持ちが向いちゃうときってやっぱりあるのよね。
    そういうのがなにも効果がないとは思わないので,自分にとって気持ちがいい民間療法や代替療法を標準治療と並行して続ければいいんじゃないかと思う。

    最近,なぜかわたしのFacebookのタイムラインに頻繁にあらわれる五本木クリニックの院長のブログ。
    http://www.gohongi-beauty.jp/blog/
    ニセ医学,疑似科学,近藤医師のことも書かれていて,ちょっとおもしろい。


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  • 化学療法までに準備をしたこと〈その4〉RPGのように装備をかためる。
  • 七つ道具というのはおおげさだけど,スーパーや100円ショップ,普段は行かない百貨店にも行って,起こるかもしれない副作用を想定して必要なものを揃えた。
    いろいろ見たり買い物したりしている途中で,冒険に行くような気分になって,ちょっとだけ楽しいような気がしてきた。
    あと,副作用に対して最大限の予防をするという段取りをしていることが,ファイトの元となって,これもおおげさだけど,武者ぶるいでも起こりそうだった。
    RPGの旅の装備のようなもんだね。
    まだ呪文は使えないから,薬草をたくさん持って,防具を装備しよう。まだレベルは低くHPも少ないけど, 少しずつ経験値を上げていけばいい。
    旅のなかまはオンラインにもオフラインにもたくさんいる。
    城へ戻れば宿屋もあるし,王様も街の人もやさしく迎えてくれる。


    用意したもの。
    ・アイスノン(足用に枕型のものをふたつ,手用に携帯型の小さいのをいくつか)
    ・氷の保冷用の容器
    ・ペットボトルに装着するストロー(横になっても水が飲める)
    ・映画や落語のDVD
    ・本
    あ,やっぱり七つもないや。

    ・アイスノン
    タキソテールの副作用でいちばん気になったのが手足のしびれ。
    脱毛もイヤだけど,これは避けようがないので特に準備はしなかった。アイスキャップを用意する病院もあると聞くけど,まだ試験段階で「抜けにくくなる」くらいの感じという印象を受けた。これはわたしの考えだけど,薄くなるくらいなら,やっぱりいさぎよく剃ってしまった方が楽な気がした。
    しびれに関しては,アイスグローブで冷やすのが有効かもしれないということで,導入している病院も結構あるみたいだけど,わたしが化学療法を受けるクリニックではなかった。
    いろんな人のブログを読んで,アイスノンで代用している人が結構いたので,わたしもアイスノンを用意した。

    ・保冷容器
    口内炎予防に氷を舐めるとよいと聞いたので,保温保冷ができる容器を準備。

    ・ストロー
    これはトトロさんがブログに書いていたのを思い出してスーパーで見つけたときに購入。ペットボトルの蓋をあけずに,ワンタッチで水分が取れるので便利。

    ・DVD
    クリニックの点滴ブースにはテレビとDVDプレイヤーがあるので,この際,なかなか見られなかったDVDを持って行って観ようと思った。あと図書館で借りた立川談志の落語。笑って点滴できれば免疫力アップだしね(ほんとは枝雀さんとかのほうがよかったかも)。

    ・本
    村上龍の「ヒュウガ・ウィルス」を鞄に入れた。同じシリーズの「五分後の世界」とこの本は,わたしのバイブルで,何度も読み返している。
    「ヒュウガ・ウィルス」は第二次世界大戦後のパラレルワールドを描いている。致死的なヒュウガ・ウィルスに感染しても“圧倒的な危機感をエネルギーに変える作業を日常的に繰り返してきたもの”は生還できる。絶望や危機感にとりこまれないで,日常を生きることの強さを思い出させてくれる本なので,今こそ再読のときだと思った。
    ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界〈2〉ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界〈2〉
    (1996/04)
    村上 龍

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    さて,準備は万端!
    いざ,自分との闘いだ! となんだか妙に興奮してた。

    ひとつだけ困ったことがあった。
    荷物が重い!
    水とか氷とかアイスノンとか本とか…重すぎる。
    術後だったら患側で荷物を持てないよなー。やっぱり術前化学療法にして正解だったと思った。

    そして、化学療法1回めには、まったく想定してなかった伏兵がいたのだった…。

    (今日はKSHS の再建セミナーとソレイユの中村道子さんの引退記念講演があったので、行ってきた。
    中村さんにお会いできてとてもよかった。この話はまた明日。)

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